一般的に歯科矯正期間といえば、歯を実際に動かす期間のことを想像されることと思います。しかし、実際は歯科矯正行程の数だけ、呼称も変わってきます。ここに簡単に列挙いたします。
動的矯正治療期間
(歯を動かす期間)
第一期矯正治療期間
第二期矯正治療期間
子供の歯のみ、または子供と大人の歯が混在している期間
大人の歯のみ、動かした歯を押さえておく期間
動的矯正治療期間を知ろう
対象年齢としては、幼稚園児~小学校低学年のお子様です。 一般的期間としては、1年から~1年半程度でしょう。
この時期の歯科矯正は、呼称が多々あります。 小児矯正、第一段階の矯正、予防矯正などがそうです。 呼称は様々ですが、主な治療はいずれも同じです。 土台のずれ(顎のずれ)の改善と前歯をきれいに並べることです。
勿論、お子様の症状により、期間は変わるでしょう。症状が重かったり、症状が複数である場合は、 期間が長くなる傾向にあるでしょう。 ~複数の症状とは?~ 出っ歯とデコボコ・土台(顎のずれ)が要因の出っ歯や受け口(歯の傾きだけが原因でない 場合)等がそうです。こういった場合は、期間が2年以上かかる場合もあります。
対象年齢としては、小学校高学年、中学生、高校生、成人となります。 期間は、一般的に1年半~2年程度(全体矯正の場合)でしょう。
お子様の症状や年齢や本人の希望で時期や期間などは、変わってきます。 希望というのは、治療における優先順位や治療方法の選択等を自由に選べることを指します。