子供の歯科矯正治療の流れを順を追って説明します。
初診・歯科矯正相談
歯科矯正治療とは、どのような治療なのかを詳しく説明する日です。 矯正装置、開始時間、期間、料金などについても詳しく説明します。 歯科矯正の治療方針は、検査の後で決定します。
検査
検査の項目は、レントゲン検査・写真・歯型・噛み合わせ・診察となります。
レントゲン検査
頭部全体横からのX線写真や口元全体が見えるX線写真などを撮影します。
写真
顔の写真や口元の写真や口の中の写真を撮影します。
歯型
噛み合わせ
温かいワックスを噛んで、噛み合わせをとります。
診察
歯並びだけではなく、舌や歯茎、お顔の筋肉、呼吸、顎関節などを必要に応じて診察していきます。
診断
説明内容を書面にて詳細に確認していきます。
歯科矯正治療開始
診断が終わり、いよいよ矯正装置を使い歯や顎を動かしていきます。装置の種類によっては、装置を作る準備が必要な事があります。また虫歯の治療や抜歯が必要なこともあります。通院の間隔は、月に1回程度または3?4週間で1回くらいとなります。
保定
矯正装置を使用して動かした歯を元に戻らないように押さえる装置です。取り外し式の保定装置や固定式の保定装置を使用します。通院間隔は3?6ヶ月に1回となります。
経過観察
お子様の成長や歯の生えかわりを観察する段階に入ります。その後,大人の歯が生え揃い、必要がある状態であれば、第2期歯科矯正治療(大人の歯の歯科矯正治療)を行うとよいでしょう。